お客様からのご相談
ご相談12データ復旧をしてもらいましたが、一部のファイルが開けません。
6年くらい使っていたパソコンをだましだまし使っていたのですが、とうとう電源が入らなくなりました。
パソコンは諦めるとして中のファイルだけでも取り出したくて、Googleで調べてピーシーキッドさんにデータ復旧をお願いしました。大事なデータは無事だったのですが、一部開けないファイルがあります。なぜ、開けないのですか?
ピーシーキッドからのアドバイス開けないファイルは、データの一部が上書きされてしまってから復旧したものです。
上書きがされてしまっているファイルは、もう元のデータは消失していますので諦めるしかありません。
パソコンの電源を入れているだけで上書きのリスクは始まっています。パソコンがおかしいと感じたら、まず速やかに電源を抜いて、ご相談いただくのが全てのデータをまるごとレスキューする秘訣です。
- 復旧ソフトの使用
- チェックディスク、スキャンディスクの使用
- 電源が入っている状態でのケーブルの抜き挿し
- 電源の入れ直し
- 新しいデータの保存や上書き保存
- データ削除、消失した後に上書き
- 異常があるパソコンでの継続使用
以上のような行動が、お客様の大事なデータを破損させる原因になります。比較的軽度な論理障害であれば、復旧ソフトで復旧できる可能性もありますが、ちょっとした操作ミスでデータの上書きがされてしまう場合がありますので、データ復旧ソフトをご利用される場合は注意が必要です。
また、パソコンの電源のオンオフを繰り返したり、メールの送受信をするだけでもデータ領域の上書きがされますので、誤ってデータを削除してしまった場合は、すぐに電源をオフにすることが大事です。チェックディスクは、インデックス元のデータの順番などを書き換えてしまうため、症状を悪化させ、復旧の難易度が上がります。チェックディスク、スキャンディスクが自動で始まってしまうのを防ぐためにも、電源を切る、ケーブルを抜くことがパソコン内のデータやファイルを守るために最も重要なことになります。